2017年8月13日日曜日

再び四位入賞!トラップス三度目の夏! ~カルカソンヌ日本選手権2017~



 
  
こんにちは!
カルカソンヌTRAPSの小川光一です!
 
2週間も経ってしまいましたが、
 
先日2017年7月30日(日)に
「カルカソンヌ日本選手権2017」が開催されました*
 
 
初挑戦となった一昨年は4名、大躍進した去年は10名、そして、三度目の夏となった今年は10名のメンバーが出場しました!!
 
 


(参考)
 
カルカソンヌ日本選手権2015 四位入賞!!~初めての夏が終わって~ http://carcatraps.blogspot.jp/2015/08/2015.html

『進撃のトラッピー』 ~ カルカソンヌ日本選手権2016 TRAPSレポート~ http://carcatraps.blogspot.jp/2016/08/2016-traps.html
 
 
 
 
今回の日本選手権はティアラ江東という施設にて開催。70名程が全国から集まりました。今年のシード4名のうち2名が来ないというプチ波乱からスタート。
 

  
 
 
全員最初の対戦相手はランダムのくじ引きで決まるのですが、関東TRAPSのクリスとラッチが「1」と「2」を引く衝撃。
 
この日、一番卓は配信卓となり、AbemaTV fresh!にて中継されたのですが、全9試合中5試合でTRAPメンバーが映っていたようです。去年の9試合中7試合に映る大進撃には及ばずでしたが、今年も十分過ぎるみんなの活躍でした。
 
初戦から画面に映るミープルの「トラップス置き」。これは個人的には感無量のワンシーンですね。しっかりお辞儀をしているところなど、トラップスで大事にしているマナーや所作についても、頼もしく体現している二人でした。
 
 

 
 
 
そして、今回の大会では、福岡TRAPSのやのっちが4位入賞を果たすことができました!!(クリスはベスト8まで対戦相手勝利数で及ばず9位!!ほんと惜しかった!!)
 
去年のスイスドロー6回戦では、準優勝した僕、優勝した月形氏に負けて10位だったやのっち。4位まこと氏は倒していたので、悲運なものでした。
 
去年の雪辱を晴らしにやってきた今年。僕も4回戦で当たりましたが敗戦。今年優勝した望月氏も敗戦。やのっちは唯一の全勝で決勝トーナメントに進出した選手となりました。
 
結果は最終的に4位まで落ちてしまって、僕も悔しかったですけど、きっと来年にはもっと上に行ってくれるんじゃないかと思います!!おめでとうやのっち。
 
※やのっちは僕にカルカソンヌを教えてくれた人間なので、TRAPS結成の源流となる人です。
 

 
 


 
 
 
 
そして、毎年恒例の懇親会。この懇親会を楽しみに全国から出場権を取って来る人もいるって聞きます。全国のカルカソンヌ好きとお話したり、実際に顔を合わせてつながる機会というのは本当に貴重だなあと思います。
 
懇親会では僕が先日出した小説『君といたカルカソンヌ』の宣伝やサインをさせてもらいました。まだ読んでいない方はぜひ読んでくださいね。日本選手権に似た全国大会を目指す若者たちのお話です(`・ω・´)
 
http://amzn.to/2ty58Pv (※「オンデマンド」が紙の本で、「kindle版」が電子書籍です)
 


 
懇親会後にはTRAPS10名で居酒屋に移動して、トラップス打ち上げ。健闘と反省、今後について話し合い、わいわいと今年の夏を締め括り、それぞれの場所にまた戻っていきました。
 
 
 
 
あっという間に三年目の挑戦となり、そして、終わってしまった選手権。初心者軍団と銘打って、カルカソンヌをやったことない人や初めたばかりの人でチームを形成。これまで全国各地の支部で連携しながら、切磋琢磨を続けてきました。
 
初心者を短期間で強豪に育てる流れを作り、三年間で24人のメンバーを選手権に送り込めたこと。
 
そして、二年前の小川光一4位、去年の小川光一準優勝に続き、今年は矢野陽大の4位入賞。三年間絶やさずベスト4に入り続ける勢力となれたこと。純粋に誇りに思います。
 
日本選手権を運営してくださった皆さま、トラップスの面々と対戦してくださった皆さま、誠にありがとうございました!!!
 
 
 
 
 
最後に毎大会恒例の一人一人の感想を載せてお別れ!!!
 
 
やのっち 6勝0敗 1位
準々決勝勝利 準決勝敗戦 3位決定戦敗戦 4位入賞
今回が2回目の日本選手権出場。去年が10位ということで今年は決勝トーナメント出場を1つの目標にして挑戦しました。結果は4位入賞。「今日はなんでも引ける気がする!」って自分に言い聞かせてほとんど勢いで進みました。僕は意外と本番に強い方なのかもしれません…笑。素直に準決勝まで行けたことは嬉しかったし、去年よりも自分は強くなっていると感じたところはありました。でも予選で当たった光一さんや(今年も日本選手権で戦えて嬉しかったです!)今年優勝した望月さんはやっぱり2段階くらい差があるなーと感じたり、準決勝では集中力が切れて良くない手を打ったりと自分の足りないところも強く感じた日本選手権でした。去年よりも素直に悔しいなと思えました。来年は順位とかではなく、この日本選手権上位ランカーと感じた差を自分の中で埋めたと感じることができるような日本選手権にしたいと思います。
それにしても決勝トーナメントでトラップスのメンバーが応援席から頑張れ!と応援してくれていたのは本当に嬉しかったし、力になりました!こうやっていつもは違うところにいても毎年1回集まれる機会があるのってサイコーだなと思いました!来年もみんなで日本選手権に出場しましょう!!!
 
 
クリス 4勝1分1敗 9位
2度目の日本選手権。結果は9位と、目標のベスト8に一歩届かずでした。でもその悔しさを上回る"手ごたえ"を得ることができました。
初戦・二戦目ともに、TRAPSメンバーが相手となったことで集中力を高めることができず、お昼休憩の時点で1分1敗と非常に苦しい立ち上がりでした。。
カルカソンヌは「実力×集中力×運」で勝負が決まると思っています。自分は「集中力を研ぎ澄まして運を引き寄せる」が勝利の方程式なので、この切り替えの悪さは今後の課題です。
劣勢だった二戦目をどうにか引き分けに持ち込んだ後、去年の自分を超えるには4連勝するしかなかったわけですが、何とかそれを実現。背水の陣ながら、二戦目で高まった集中を最後まで維持できたのは、大きな成長だと思います。
課題も自信も得たのでこれからも精進します!戦ってくださったみなさま、ありがとうございました!
 
 
光一 4勝2敗 12位
数日前に熱中症になり、指先が痺れている状態で出場。朝から吐いてもいたので大変でした。五回戦が踏ん張りどころだったけど、踏ん張れなかった。体調管理、ほんと大事。
始めて9ヶ月で掴み取った4位。何かが分かり始めた去年の準優勝。4位→2位からの12位で、初めてシードから叩き出された今回。今までにない種類の挫折を感じています。
でも、仲間と共に切磋琢磨したこの一年間も、仲間の勝敗に一喜一憂したこの一日も、愛しくて仕方がありません。予選を通過できなかったメンバーたちも含めて、最高の仲間だってつくづく思います。今までありがとう。
 
 
慎一郎 3勝1分2敗 25位
決勝トーナメント出場のデッドラインは4勝1負1分。初戦望月氏に負け、第2戦TRAPSくりす氏と分け。一つも落とせない「がけっぷち」というやつだ。この状況下、私は自分を見失うことなく冷静に試合ができた。第3戦、第4戦、第5戦を勝利し、運命の第6戦。目の前には、岩村氏。申し分のない相手だ。嬉しい。序盤、私が優勢に試合を進めた。しかし、相手は百戦錬磨の強者。逆転の可能性のある可能性の低い2つの絶対条件を、少ない残りタイル枚数から完成させ、岩村氏が決勝トーナメントに出場した。まだまだ修行が足りない。悔しさが込み上げる一方、この一年間TRAPSやソンナー方々との交流から、自分が着実に成長したことを改めて実感でき、不思議と充実した気持ちに包まれた。来年こそ、この場所で。
 
 
らっち 3勝3敗 32位
今年の日本選手権は去年に引き続き二度目の出場となります。結果は3勝3敗と、去年に比べると振るいませんでした。技術面では去年よりも確実に成長していたはずですが、気持ちの面で緩みがあったように思います。そういえば、根岸さんとのリベンジ果たせませんでした。去年よりも惜しいところまでいったんですが…、残念。
とはいえ、日本選手権は日本全国からカルカソンナーが集う年に一度の祭典です。楽しくないはずありません。TRAPSでも10人ものメンバーが集まることはなかなかないので、こういう機会に集まって、みんなといっしょに日本選手権を闘えて楽しかったです。来年はどうなっているのか想像できませんが、やっぱり来年もTRAPSのみんなと日本選手権を闘いたいな。
 
 
はるき 3勝3敗 38位
自身初の選手権でした。緊張よりも、全国の強い人たちと戦える!というワクワクの方が大きくて、大会中もずっと楽しかったです。3勝3敗という結果は、納得はしてはいけないと感じていて、来年の日本選手権ではもっともっと、誰かの記憶に残るような結果を出せたらなと思います。
今回の大会をきっかけに、大阪でのカルカソンヌ熱をもっと上げる立役者になってやる!という目標ができました。既存のカルカソンナーを集め、小さな大会を開くとともに、関西のカルカソンヌ人口を増やす動きをできたらと思います。僕にとっては、今が、これからがピーク。カルカソンヌという媒体から、たくさんのつながりが生まれることに期待していきたいです。そして来年は勝ちます!行きます!決勝トーナメント!
 
 
諒子 3勝3敗 44位
初めての日本選手権。2年前から挑戦し始めたので3度目の正直でした!とはいえ、個人的にはカルカソンヌにかけた時間が最も少なかった年に。これまではフットワークの軽さ頼みのソンヌ生活でしたが、一変してじっくり長期視点でどう自分をコントロールしていくかを見つめ直していました。ある意味あんまり燃えてなかった今年の自分。結果、3勝3敗、44位。終わったときに、冷静に今の自分の実力を感じるとともに、ここが再出発点なのかもしれないと感じました。久しぶりに出会った数々の凄腕ソンナーたちやその技、空気感を目の当たりにして、あーやっぱりこんなことしてる大人になりたいなーと将来の自分を重ねました。未だ人間としてもソンナーとしても成熟中の身分ですが、今年の初選手権はそんな自分に「カルカソンヌ、なめんな!やめるな!忘れるな!」と言ってくれてる気がしました。3年後に出直してきます。ありがとうございました!
 
 
たけさん 2勝4敗 50位
予選会初参戦、予選会初優勝、日本選手権という名の付く大会への初参戦とはじめて尽くしとなった今年のカルカソンヌ。本戦は不甲斐ない結果になりましたが、挑戦したからこそ得られる貴重な体験になりました。くまさん、TRAPSのみなさんに感謝。ありがとうございました。
(※くまさんは小川のあだ名の一つです)
 
 
翼 2勝4敗 61位
3度目の日本選手権。結果は2勝4敗61位。これまで学んだ技術も、戦術も全て駆使した上で、この結果。「運ゲーかよ!!!」と嘆くしかない。が、それはするなというのが師匠の教え。とらっぷす。
今の自分には、大局観が足りない。ここぞ!というタイミングを逃したり、待てなかったり。そういうのを感じる力が欠けていた原因は、忙しさを言い訳にして、本番までにカルカソンヌと触れ合う時間を取って来なかったこと。
カルカソンヌを始めて、時間は経った。それでも勝つため必要なことは、技術とカルカソンヌ歴だけじゃないんだと改めて痛感した今回の大会。色んなことに対して「続けること」の意味が分かっていない自分にとって、超えなきゃいけない壁と、ようやく向き合えそうです。あ、あと、ゴミ拾いとかで徳を積むの怠ってたな、、徳積んで出直します!
 
 
ひむ 1勝1分5敗 62位
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